2022年7月2日より放送開始されるテレビアニメ『うたわれるもの 二人の白皇』（以下、『二人の白皇』）の先行上映イベントが6月29日（水）都内で開催され、オシュトル（ハク）役・利根健太朗さん、クオン役・種田梨沙さん、アンジュ役・赤﨑千夏さんが登壇した。

「上映会の登壇は初めて」という利根さんは作中でオシュトル（ハク）が身に着けている「仮面＜アクルカ＞」を持参し、会場を盛り上げた。

藤原啓治さんの後を引き継いだ利根さんから会場のファンに向け、改めて「ハクの存在を可能な限り再現しようと努めて演じようと思ったのですが、いかがでしたか？」と問いかけると、場内からは温かい拍手が上がった。

種田さんからも「みなさんが『二人の白皇』を観たい、と応援してくださったからこそ、こうしてアニメ化が実現したと思います」、赤﨑さんは「利根さんと藤原さんの演技、どちらも自分のなかにストンと落とし込めました」とコメントが飛び出した。

ここからは公式ホームページで紹介されている「人物相関図」を観ながら『うたわれるもの』シリーズを振り返っていく。

▼人物相関図

クオンは1、2話では登場しなかったということで、種田さんから「登場シーンを想像してみてください」、赤﨑さんからも「アンジュはいまのオシュトルが“ハクが成り代わっている”ことを知らないので、物語がどのように展開するかお楽しみに」と期待を持たせるコメントが。

現在『KING AMUSEMENT CREATIVE公式YouTubeチャンネル』では、「うたわれるもの」のアニメ第1期〜第2期をダイジェストで説明した振り返り映像も観ることができる、特番「アニメ指南書」を公開中。利根さんは「振り返り映像は6分間ですが、とても分かりやすいダイジェスト映像になっています！」と太鼓判を押していた。

▼アニメ指南書

最後はファンに向けて3人からコメントが贈られた。

赤﨑さん「先日『偽りの仮面』を観返したら「不安定な神様」の歌詞が作品のことを表していることに気づきました。アンジュの成長も応援しつつ、物語の結末を見届けてほしいです」

種田さん「7年前、いまとは違った雰囲気でアフレコに挑んでいました。愛にあふれた作品で、28話の中にみなさんが観たかったシーンがきっとあると思いますので、最後までご覧いただき、物語をかみしめてください！」

利根さん「実は収録はすべて終わっているのですが、ご覧いただいたみなさんの反応が一番怖かったんです。魂を削って演じましたし、僕のできる限りのことはしました。ハクという存在がどう物語を紡いでいくのか？　注目してください！」